議会用語の豆知識
委員会付託
本会議において議題となっている議案等について、担当の委員会に詳しい審査を任せることをいい、本宮市議会はこの方式をとっています。
意見書・決議
市民の生活にとって重要なことでも、それが国や県の仕事であるときなどは、市の力だけでは解決できないこともあります。
このようなとき市議会では、国や県その他の機関に対して「意見書」を提出して、問題の解決を求めることができます。
これに対して「決議」は、議会としての意思を表明するために行うもので、他の機関に解決を求めていくものではありません。
一般質問
議員が議長の許可を得て、行政全般について質問するものです。
一般質問を行う場合には、通告書に要旨を記入し事前に議長に提出します。質問の順番は通告書の提出順としています。
本宮市議会では、一問一答方式で行い、発言時間を質問のみ30分以内としています。
議案
議会の議決を求めるために、市長や議員が提出する案件のことです。
議会の権限
議決権
「市議会ってなにをするところ」をご覧ください。
選挙権
「市議会ってなにをするところ」をご覧ください。
同意権
「市議会ってなにをするところ」をご覧ください。
意見書提出権
「市議会ってなにをするところ」をご覧ください。
調査権
「市議会ってなにをするところ」をご覧ください。
監査請求権
「市議会ってなにをするところ」をご覧ください。
自律権
議会内部に関する規則や、会議に関することを自主的に決める権限です。
議決
議会の意思決定のことで、可決・否決・修正可決の3通りの方法があります。
継続調査
議会には、本会議に提案された案件について会期中に何らかの結論が出なかった場合、会期末をもって審議未了廃案となる「会期不継続」の原則があります。
ところが、案件によっては会期中に結論を出すことのできない場合もあります。このような時は、審査を付託された委員会が閉会中でも審査ができるよう、本会議において「閉会中の継続調査に付する」という決定を行います。
裁決権
本会議において議長は議決に加わることはできませんが、可否同数の場合は議長が可否を決定する権利をいいます。
採択
議会に提出された請願・陳情について、議会が願意を妥当と認めることをいいます。
議会は、採択した請願・陳情を市長に送り、その処理の経過や結果の報告を求めることができます。
質疑
会議において、議題となっている議案等について疑義をただすことをいいます。
定足数
会議を開くには、一定以上の議員が出席してなければなりません。
この最低必要な出席議員数を定足数といいます。定足数は、特別な場合を除き議員定数の半数以上となってます。
定例会
定期的に招集される本会議で、本宮市では条例で年4回と定められており、通常3月・6月・9月・12月に市長の権限で招集されています。
討論
表決を行う前に、議案に対して賛成または反対の意見を述べ、他の議員の賛同を求めることをいいます。
表決
議員が、議案に対して賛成または反対の意思を表明することをいいます。意見を表明する議員側からは表決といいますが、議長から見れば表決を取ることを採決といいます。
表決の結果、議案などに対し議会の賛否を決定することを議決といいます。
臨時会
必要のある場合に招集される本会議で、定例会同様、招集の権限は市長にあります。
しかし、議員定数の4分の1以上の議員から招集の請求があれば、市長は臨時会を招集しなければなりません。