令和6年度本宮市防災訓練 『住民避難訓練』
今年度の本宮市防災訓練は、地域振興会や自主防災組織、各行政区の協力を得ながら、住民参加・体験型の「住民避難訓練」を白沢各地区で実施しています。訓練を通して、防災に対する意識を高め、行政区などの地域コミュニティの共助体制の強化を図ります。
これまで行われたの各地区の訓練の様子をご紹介します。
地域コミュニティの力!和田地区住民避難訓練
11月24日(日曜日)、和田小学校体育館および白沢公民館和田分館を会場に住民避難訓練を実施しました。和田地区の住民や地区役員、協力団体など約150名が参加し、避難所となっている和田小学校体育館までの避難訓練と避難所設営訓練、地域防災マネージャーによる防災講座を行いました。
和田地区では、自主防災組織が積極的に羽釜とかまどを準備しご飯を炊くなど、炊き出し訓練にご協力いただきました。温かいカレーライスに、列を作った参加者は笑顔で受け取っていました。
地域住民が協力しながら訓練を行うことで、災害に備えて顔の見える関係を構築することができました。
▲自主防災組織と赤十字奉仕団のみなさんが作ったカレーライスを受け取る参加者
▲行政区ごとに協力しながら間仕切りパーテーションを設営
▲消防団の指導のもと消火体験を行う参加者
顔の見える関係を再確認~松沢地区住民避難訓練~
11月17日(日曜日)、白沢公民館松沢分館を会場に大規模地震と土砂災害を想定とした住民避難訓練を実施しました。松沢地区の住民30名ほか地区役員や協力団体など計80名が参加し、避難所となっている松沢分館までの避難訓練と避難所設営訓練、地域防災マネージャーによる防災講座を行いました。
また、松沢地区の赤十字奉仕団や女性消防協力隊などの皆さんによる炊き出し訓練で作ったカレーライスがふるまわれました。
この他、南消防署や消防団地元分団の協力を得ながら、消火体験や煙体験などの体験ブースも設け、参加した松沢地区の皆さんは体験を通して防災に対する意識を高めることができました。
▲避難所設営訓練 行政区ごとに間仕切りパーテーションの設営
▲防災講座で「マイ避難」を作成する参加者
▲炊き出し訓練で作ったカレーライスを配る参加者