本宮市国際交流事業「未来へつなげる もとみや英国訪問団2023」の解団式は、7月26日、市役所で行われました。
式では、訪英した中学生たちからの報告が行われ、価値観の変化や異文化交流の重要性など、英国で体験して実感したことや将来に向けての抱負が全員から述べられました。
訪問団団長である高松市長は、「この経験を自分の将来に活かすとともに、友達や後輩たちに伝えてほしい。」と語られました。
報告する生徒と共有する仲間たち
7月7日、英国訪問団は無事日本に帰着し、市役所内で解散式を行いました。
渡英した生徒を代表して菅野昊夢さん(本宮第一中学校)がスピーチを行い、「一生忘れない体験になった。経験を今後様々な分野で生かしていきたい」と述べました。
イギリスで過ごす最後の日は、ロンドン市内の見学をしました。午前中はハリー・ポッターで有名なキングス・クロス駅やバッキンガム宮殿を見学し、午後は大英博物館やコヴェントガーデンを訪れました。
バッキンガム宮殿で記念撮影
大英博物館で記念撮影
7月5日英国訪問団はダヴェナント・ファウンデーション・スクールを訪問し、生徒たちとの交流会が行われました。
アダム・ソーン校長から「本宮市との交流は、私が最も誇らしく嬉しいことです。生徒の皆さんも、今日の出来事が忘れられない貴重な体験となることでしよう。」とあいさつがありました。
初めにグループに分かれての学校案内が行われました。生徒たちはすぐに打ち解け、集合場所の校庭で短距離競争を始めるグループもありました。
続いて行われた文化交流では、書道やかるたを行いました。
指差しや英単語を使って、日本語を書く練習をし、最後は全員でうちわに言葉を書きました。
ダヴェナント校で、名札を日本語(カタカナ)、アルファベットで作成し準備していただいたので、名札を見ながら、本宮の中学生のサポートを受け、自分の名前を日本語で書くことができました。
笑顔で集合写真
昨年10月に本宮市を訪問してくれた生徒さんたちも参加し、友好の輪がひろがりました。
あいさつをするアダム・ソーン校長 グループに分かれての学校案内
書道を行う生徒たち もとみやかるたで本気の勝負
クリケットを体験 ランチはフィッシュアンドチップス
ビル・スウィーニーCEOと高松市長の懇談が行われました。
高松市長より、スウィーニー氏から寄贈いただいたオリンピック・ローズエリアの写真パネルをお渡しし、成長したバラの美しさやこれまでのご支援について、感謝の言葉を伝えました。
スウィーニー氏は、本宮市の訪問活動を歓迎し、改めて、庭園や子ども達へのご支援について話されました。
高松市長とビル・スウィーニーCEO
英国訪問団はケンジントン&チェルシー王立区を訪問しました。ハッド区長からは「ケンジントン&チェルシー王立区はコスモポリタンな区と思っている。日本の本宮市との交流は、とても意義深いと考えている。日本と英国の共通点は、さまざまな書物に書かれている。島国、王国と皇室、ともにお茶を好む。美しい庭園をもつ私達の友情が続いていくことを望みます」と歓迎のあいさつがありました。
その後、本宮市表彰式が行われ、「もとみや国際交流親善大使」の元英国下院議員ヴィクトリア・ボーリックさん、元グレーターロンドン副統監エリザベス・アーノルドさん、元ケンジントン&チェルシー王立区長ロバート・フリーマンさんへ、高松市長から一般功労表彰が伝達されました。
あいさつをするハッド区長
一般功労章を受賞したヴィクトリア・ボーリックさん
一般功労章を受賞したエリザベス・アーノルドさん
一般功労章を受賞したロバート・フリーマンさん
中学生達は、マントを羽織った区長、副区長、部屋の雰囲気に圧倒されている様子でしたが、次第に訪問を楽しんでいました。
その後訪問団は、区内にあり、本宮市のプリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園と姉妹庭園になっているホランドパーク福島庭園を訪れ、園内を散策しました。
福島庭園内で記念撮影をする訪問団
訪問団は、UCL(ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン)を訪れ、大沼信一教授や山本嘉幸准教授、日本人留学生の花井梨紗さんと意見交換をし、大学構内を見学しました。大沼教授からは「知的好奇心を探究することが楽しい。楽しいことは苦にならない。皆さんも、自分で考えて判断する力をつけてほしい。今回だけでなく、さまざまな機会があるので、またUCLで会いましょう」と中学生へアドバイスが送られました。
教授らへ質問をする中学生
UCLで記念撮影をする訪問団
7月3日、英国訪問団は、在英国日本国大使館を訪問しました。大使館では、講話や意見交換などを行い、高松市長及び生徒から林肇駐英大使へ記念品の贈呈を行いました。
7月3日、英国訪問団は、英国オリンピック委員会を訪問しました。オリンピック委員会では、東京オリンピックに出場したアビゲイル選手(英国代表:走り幅跳び)との交流などを行いました。
明日は、ケンジントン&チェルシー王立区役所、英国ロンドンの福島庭園などを訪問する予定です。
7月2日、英国訪問団は、英国ロンドンのヒースロー空港に到着しました。明日は、在英国日本国大使館や英国オリンピック委員会などを訪問する予定です。
7月1日、英国訪問団は、市役所で出発式を行い、英国へ向けて出発しました。
本宮市の国際交流事業「未来へつなげる もとみや英国訪問団2023」の結団式が、6月23日、本宮市役所で行われ、中学生ら団員が出席し、訪英の決意を新たにしました。
訪問団は、新型コロナウイルスの影響などで中止となっており、2019年から4年ぶりの結成となり、高松市長を団長に、市内3校の中学生15人や本宮市関係者のメンバーら22人で構成されます。
7月2日に羽田空港を出発し、5日間の日程で、在英国日本国大使館をはじめ、英国オリンピック委員会、ケンジントン&チェルシー王立区役所、英国ロンドンの福島庭園の訪問のほか、中学生は地元の子どもたち(ダヴェナント・ファウンデーション・スクール)と交流する予定です。
結団式で高松市長は、「本宮市の代表として英国の人と触れ合い、文化を学んでほしい」とあいさつし、バッジを贈りました。団員を代表して本宮第二中学校の渡部航太郎さん(3年)が「将来に役立つ経験と学びを得て、人一倍大きくなって帰ってきたい」と意気込みを語りました。
参加中学生は以下の通りです。