食べて元気にフレイル予防
印刷用ページを表示する 掲載日:2022年11月16日更新
食べて元気にフレイル予防
フレイルをご存じですか?
年をとって体や心のはたらき、社会とのつながりが弱くなった状態を指します。
そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。
大事なことは、早めに気づいて、適切な取組を行うこと。そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。
フレイル予防のカギから食事から
フレイル予防の3つのポイント
- 栄養から食事の改善・・・食事は活力の源です。バランスのとれた食事を3食しっかりとりましょう。また、お口の健康(口腔ケア)にも気を配りましょう。
- 身体活動(ウォーキング・ストレッチなど)・・・身体活動は筋肉の発達だけでなく食欲や心の健康にも影響します。今より10分多く体を動かしましょう。
- 社会参加(趣味・ボランティア・就労など)・・・趣味やボランティアなどで外出することはフレイル予防に有効です。自分に合った活動を見つけましょう。
フレイル予防のための食事のとり方
必要な栄養素をまんべんなくとるためには、多様な食品や料理を食べることが重要です。
- ポイント1 3食しっかりとりましょう。
- ポイント2 1日2回以上、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう。
- ポイント3 いろいろな食品を食べましょう。
それぞれの食品に含まれている栄養素は、1種類ではありません。多様な食品を組み合わせて食べることで、必要な栄養素をまんべんなく摂取することができます。
たんぱく質を含む食品をとるように意識しましょう
たんぱく質の摂取量が少なくなると筋肉量が減少し、加齢とともに筋たんぱくの合成が遅くなるため、高齢の方はより一層たんぱく質を含む食品をとることが大切です。
たんぱく質を手軽により多くとるために
ふだんの食事にたんぱく質が豊富に含まれている食品を足したり、変えたりするひと工夫で簡単にたんぱく質を補うことができます。
たんぱく質をとるためのひと工夫
- コーヒータイムに豆乳をプラスして豆乳カフェオレ
- ヨーグルトやチーズなど、間食でもたんぱく質が多いものを選んでみましょう
- 缶詰や冷凍食品など、便利なレトルト食品を利用してみましょう
- お弁当や外食は、おかずの種類が多い定食メニューを選んで、いろいろな食品からたんぱく質をとりましょう
もしかしてフレイル?詳しくは下記のパンフレットのチェックリストで自分の状態をチェックしてみましょう!
- 「食べて元気フレイル予防」 [PDFファイル/1.49MB]
- 詳細は、「厚生労働省のホームページ」<外部リンク>をご覧ください。
- 令和4年10月更新!福島県作成ポスター フレイル予防のポイント!「食事」、「適度な運動」、「社会参加」<外部リンク>