市長メッセージ(令和5年)
市長メッセージ 市民の皆様へ
令和5年1月1日 市長メッセージ
あけましておめでとうございます。
市長の高松でございます。
輝かしい希望に満ちた新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
市民の皆さまには、日ごろより市政にご理解とご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。
昨年も、衰えることのない新型コロナウイルス感染症に加え、国際情勢や円安などによる電力、ガス、食料品等の価格高騰により、市民生活や事業者の活動に大きな影響を及ぼしました。市では、感染拡大防止の呼びかけやワクチン接種の推進など対策を徹底するとともに、市民の皆さまの生活や事業者、農家の皆さまへの緊急支援に取り組ませていただいたところであります。
そのような中、市はウイズコロナに舵を切り、感染予防を適切に行いながらさまざまな事業を実施いたしました。
プリンス・ウィリアムズ・パーク英国庭園が5周年を迎え、開園にご尽力いただいた方々を招きフラワーフェスティバルを開催し、
また、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に合わせて招待する予定だった英国の生徒たちを本市へ招待し、2019年の英国訪問に参加した生徒や本市の中学生と交流を図り、友好の輪を広げることができました。
さらには、「本宮市夏まつり」が3年ぶりに、「もとみや秋祭り」が実に4年ぶりに開催されるなど、しらさわ春祭り、秋祭りと合わせ、すべてのお祭りを開催することができました。市民の皆さまをはじめ多くの方々のご協力により、賑わいや笑顔を共有し、本市の元気を発信することができたと考えております。
本年は、本宮市第二次総合計画5年目となり折り返しの年となります。
全国的に少子高齢化が進んでおり、本市においても例外ではなく、本宮市の未来を担う次世代の確保・育成が喫緊の課題となっております。
本年は、人口減少対策として移住・定住の取り組みを進め、「住んでよかった」「これからも住み続けたい」と思っていただけるよう事業を展開してまいります。
また、令和元年の東日本台風から4年目となり、新型コロナウイルス感染症の流行から3年が経過します。
災害から得た多くの教訓を生かし、引き続き防災・減災への取り組みに努め、被災を経験した自治体として、「本宮市2050ゼロカーボンシティ」宣言のもと、地球温暖化対策を推進し脱炭素社会の実現を目指してまいります。
そして、ウイズコロナが私たちの日常となる中で、これまでの経験で培った感染対策を万全に進めながら、皆さまの命と健康、地域経済と暮らしを守るため全力をつくし、『「笑顔」あふれる「人」と「地域」が輝くまち もとみや』のさらなる魅力発信に努めてまいる所存であります。
今年の干支「卯(うさぎ)」は、穏やかで温厚な性格であることから「家内安全」を、その跳躍する姿からは「飛躍」「向上」の象徴としています。また、「成長」の意味も含まれており、新しいことに挑戦するのに最適な年とされているそうです。
市民の皆さまにとりまして、新しい年が穏やかな、幸多い飛躍の年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。