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市長メッセージ(平成29年)

印刷用ページを表示する 掲載日:2021年12月1日更新

市長メッセージ 市民の皆様へ

平成29年1月1日 市長メッセージ

  新年あけましてけましておめでとうございます。
   市長の高松義行でございます。
 
   市民の皆様には、平成29年の輝かしい新春をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
   本年は丁酉の年でございます。酉年は、気運やお金を”取り込む”事で商売繁盛に繋がると言われております。仕事でも新たなステップアップに向いている年だそうであります。市民の皆様お一人お一人におかれましても、そんな年になっていただければと願っております。
   本宮市は本日、記念すべき誕生10周年を迎えることができました。こうして10周年の節目を迎えることができましたのも、合併当時、御苦労を頂きました多くの方々、又、市民の皆様をはじめ、関係する皆様の市政に対するご理解とご協力、ご支援の賜物と、心から感謝を申し上げます。
  
   10年前、「水と緑と心が結びあう未来に輝くまち もとみや」を新市の将来像に掲げて、新しい本宮市のまちづくりがスタートいたしました。新市としての歩みを順調に進めていた平成23年3月11日、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生し、以来、災害復旧、復興事業を最優先に進めてまいりました。これまでの10年間のうち、半分以上の歳月を復旧、復興に当てなければならなかった事は、誠に残念でありましたが、今、本市は着実に復興が進み、元気を取り戻してきております。
  
    これまで多くの市民の皆様をはじめ、関係機関や各種団体の皆様から、心温まるご支援、ご協力をいただき復興事業を進めてくる事ができました事、改めまして、心より感謝申し上げます。お陰様で本市の復興も進み、市内全域にわたる住宅除染作業は、昨年末までに完了することができました。今後も引き続き、復興への取り組みを最優先に進め、「みんなが活躍 未来につながる もとみや創生」のスローガンのもと、本市の魅力発信に努めてまいります。
   また、平成26年度から進めております地方創生における定住促進の取り組みにつきましては、「住みたいふるさと もとみや創生」の理念のもと、様々な事業を強力に推進すると共に、「福島のへそのまち もとみや」の魅力と住みやすさを市内外に広く発信し、人口減少社会に果敢に挑戦して行きたいと考えております。
   昨年は、10月に市民の皆様の体力向上を目的として関下地内に整備を進めてきた屋内運動場「まゆみアリーナ」が完成いたしました。これにより、市街地の「えぽか・みずいろ公園」郊外の「プリンス・ウイリアムズ・パーク」インター周辺の「まゆみアリーナ」を結ぶ『元気もとみやトライアングル』が完成し、本宮の子ども達をはじめ多くの市外の方々にもご利用いただき、笑顔と元気を市内外に発信することができ大変喜ばしいことでありました。
  
   本年、本市誕生10周年を迎えるにあたり、記念事業の一つとして、英国のウィリアム王子にご来訪いただいたことを契機に、多くの市民の皆様を始め市外から訪れる方々にも親しまれております「プリンス・ウィリアムズ・パーク」の一角に、英国庭園の整備を秋頃の完成を目指し、進めていくことといたしております。英国庭園の整備により「プリンス・ウィリアムズ・パーク」が、更に多くの皆様に永く愛され、親しまれる施設となるものと考えております。
   私は、行政の基本はその時々の状況を冷静に見極めながら、地域に暮らす市民の皆様の安全・安心、福祉・教育の向上、更には地域産業の振興など、さまざまな施策を展開しなければならないと考えております。こうした考えのもと、本年は、次なる10年について、これまでの10年間で築き上げてきた経験と成果を土台とし、本宮市のまちづくりの形をしっかりと方向付けする年としたいと考えておりますので、今後ともより一層のご指導、ご理解と、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
  
   結びに、新しい年が市民の皆様にとりまして幸多い年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。