ふくしま田園中枢都市圏(ふくしま圏域)
連携中枢都市圏構想
地域社会が人口減少や少子高齢社会へ向かっていく中、地域において、相当の規模と中核性を備える圏域の中心都市が近隣の市町村と連携して、コンパクト化およびネットワーク化することが重要です。一定の圏域人口を有し、活力ある社会経済を維持するための拠点を形成することが、連携中枢都市圏構想の目的です。
連携中枢都市圏とは
地方自治法第252条の2第1項に規定された「連携協約」を連携中枢都市となる中心市と近隣の市町村とが締結することにより形成される圏域であり、地域の実情に応じて地涌に連携する内容を協議して、地方自治法に裏付けのある政策合意を行うこととなります。
中心市と近隣市町村が連携する取組として、次の3つの役割を果たすことが求められています。
◆圏域全体の経済成長のけん引(産業、広域観光等)
◆高次の都市機能の集積・強化(医療体制、公共交通網等)
◆圏域全体の生活関連機能サービスの向上(福祉、教育、災害対策、人材育成等)
総務省「連携中枢都市圏構想」(外部サイトへリンク)<外部リンク>
ふくしま田園中枢都市圏(ふくしま圏域)
中心市である福島市と本宮市を含む近隣8市町村は、本圏域ならではの特長を生かしつつ、高次都市機能の集積・強化と暮らしやすく住みたくなる魅力ある圏域づくり等を推進することにより、「ふくしま田園中枢都市圏」の名称にふさわしい都市圏を形成し、ひいては圏域全体の経済成長を図り、ふくしまの復興創生をけん引することを目指しています。
構成市町村(4市3町2村)
福島市(中心市)、本宮市、二本松市、伊達市、桑折町、国見町、川俣町、大玉村、飯館村
「田園中枢都市圏」についての解説
「自然豊かな郊外の住宅地」といったものではなく、東京圏からのアクセスが良く、教育、医療・福祉、交通、大型商業施設、文化・スポーツ施設等、都市としての高い生活機能と利便性を持ちながら、豊かな自然と農村が織りなす田園を併せ持ち、温かみのある地域社会が形成された中で、ゆとりのある多様なライフスタイルを実現できる都市圏のことを指しています。
連携中枢都市圏形成までの流れ
連携中枢都市宣言
令和3年11月30日(福島市議会12月定例会)において、福島市長が連携中枢都市宣言を行いました。
連携中枢都市宣言(福島市)(外部サイトへリンク)<外部リンク>
連携中枢都市圏形成に係る連携協約の締結
令和4年3月30日、構成9市町村長出席のもと、連携協約を締結しました。
連携協約締結(福島市)(外部サイトへリンク)<外部リンク>
ふくしま田園中枢都市圏ビジョン
「ポストコロナ時代に多様なライフスタイルを実現できる南東北の要」を目指す将来像として、その実現に向けたまちづくりの方向性や、圏域が推進していく具体的取組等を定めた「ふくしま田園中枢都市圏ビジョン」を策定しました。