本宮駅東西自由通路等整備計画書の策定について
本宮駅東西自由通路等整備計画書を策定しました
平成26年4月に策定した「本宮駅周辺東西アクセス整備計画書」に基づき、「本宮駅東西自由通路」や「本宮駅西口広場」の具体的な整備方針を定めた「本宮駅東西自由通路等整備計画書」を策定しました。※計画書はホームページに掲載のほか、窓口(市役所および支所の市民ホール)で配布しています。
今後はこの計画に基づき、おおむね5年程度で、国の交付金を活用しながら適正な財政運営に努めた事業推進に取り組んでいきます。
策定の経過
平成26年7月に、学識経験者や各種団体関係者、地域住民により組織される、「本宮駅東西自由通路等整備計画検討委員会」を設置し、先進地の視察研修や本宮駅利用者や住民に対するアンケート調査などを実施しながら、計画の内容に関する会議を計8回開催し協議を進めてきました。
この委員会より市へ提出された、「本宮駅東西自由通路等整備計画策定に関する提言書」をもとに、市民パブリックコメントなどを経ながら市において今回の計画を策定しました。
本宮駅東西自由通路・駅舎等の主な整備方針
- 駅舎の橋上化
駅舎の橋上化により東西双方の利用者の便利かつ平等な利用形態の確保を図りつつ、コストの削減ができる半橋上駅舎とします。
- 自由通路・駅舎のバリアフリー化
自由通路の東西およびホームに繋がる跨線橋へのエレベーター設置をはじめ、多機能トイレや点字ブロック、手すり、音声案内などのバリアフリー化を推進します。
- にぎわいづくりのスペース
自由通路などにできる空間を有効活用しながら、待合スペースや観光情報スペース、展示スペースなどの確保を図ります。
- 安達太良山を望むデザイン
自由通路から安達太良山の美しい景観が望めるデザインとします。
- 駅周辺のにぎわいづくりと地域交流センター(仮称)との機能分担
駅周辺ににぎわいを創出するための地域交流センター(仮称)の整備計画があることから、自由通路・駅舎と地域交流センター(仮称)がそれぞれに果たすべき役割を明確にしながら、機能の集約や一体的な運営を図ります。
【本宮駅東西自由通路イメージ図】
本宮駅西口広場の主な整備方針
- 広場の安全確保
歩行者や車両が安心して通行できるよう、安全で分かりやすい動線を確保します。
快適な歩行空間を確保するため、歩道にシェルター(雨よけ屋根)を設置します。
- 送迎、タクシー、バスへの対応
送迎用の乗降・待機スペースなどを確保するとともに、大型バスの進入も可能とします。
- 広場のバリアフリー化
広場内の段差解消や点字ブロック設置など、バリアフリーを確保します。
- 東西の繋がりあるデザイン
東口広場と駅舎との繋がりのあるデザインとします。
【本宮駅西口広場 整備イメージ図】