令和7年度 定期予防接種について
乳幼児期に受ける予防接種の詳細については、生後1か月過ぎた頃、保健師や助産師が訪問した際に、ご説明いたします。
小学生以上が受ける予防接種については、対象となった方に個別通知をします。また、接種計画の立て方など、ご不明な点はご相談ください。
予防接種について
種類 | 対象年齢 | 標準的な接種年齢と回数 | 備考 | |
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ロタウイルス | ロタリックス | 生後6週0日から24週0日まで |
初回投与は生後2か月から14週6日まで |
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ロタテック | 生後6週0日から24週0日まで | 初回投与は生後2か月から14週6日まで 27日以上の間隔をあけて3回経口投与 |
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五種混合 (ヒブ+四種混合) |
2カ月から7歳半未満 | 1期初回:2カ月から7カ月の間に3週から8週の間隔をおいて3回 1期追加:初回後6月から18月までの間隔をおいて1回 |
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ヒブ | 2カ月から5歳未満 | 初回:2カ月から7カ月の間に3週から8週の間隔をおいて3回 追加:初回(3回)接種後7月から13月の間隔をおいて1回 |
※接種開始年齢が生後7カ月を過ぎた場合、接種回数が次のとおりになります。 ・7カ月以上1歳未満(初回2回、追加1回) ・1歳以上5歳未満(1回) |
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四種混合 (不活化ポリオ+三種混合) |
2カ月から7歳半未満 | 1期初回:2カ月から1歳の間に3週から8週の間隔をおいて3回 1期追加:初回後1年から1年半の間に1回 |
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小児用肺炎球菌 | 2カ月から5歳未満 | 初回:2カ月から7カ月の間に3週から8週の間隔をおいて3回 追加:初回(3回)接種後60日以上の間隔をおいて1回 |
※接種開始年齢が生後7カ月を過ぎた場合、接種回数が次のとおりになります。 ・7カ月以上1歳未満(初回2回、追加1回) ・1歳以上2歳未満(初回1回、追加1回) ・2歳以上5歳未満(1回) |
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B型肝炎 | 1歳未満 | 2カ月から1歳未満までの間に3回 2回目:1回目接種後27日以上の間隔を置いて接種 3回目:1回目接種後129日以上の間隔を置いて接種 |
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BCG | 1歳未満 | 5カ月から8カ月の間に1回 | ||
水痘 | 1歳から3歳に至るまでの間 | 1回目:生後12カ月から15カ月に達するまでの期間 2回目:1回目接種後、半年から1年の間(初回接種後3カ月以上の間隔をおく) |
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麻しん風しん混合 | 第1期:1歳 | 第1期:1歳で1回 | ||
第2期:次年度就学児 | 第2期:次年度就学児で1回 | |||
日本脳炎 |
1期:6カ月から7歳半未満 | 1期初回:3歳で1週から4週の間隔をおいて2回 1期追加:4歳で1回 |
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2期:9歳から13歳未満 | 2期:小学4年生で1回 | |||
二種混合 | 11歳から13歳未満 | 小学6年生で1回 | ||
子宮頸がん予防 |
サーバリックス(2価) |
小学6年から高校1年相当の女子 | 1回目:中学1年の間 2回目:1回目から1カ月後 3回目:1回目から6カ月後 |
いずれかのワクチンを接種してください。 |
ガーダシル (4価) |
小学6年から高校1年相当の女子 | 1回目:中学1年の間 2回目:1回目から2カ月後 3回目:1回目から6カ月後 |
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シルガード (9価) |
小学6年から高校1年相当の女子 |
<15歳になる前に1回目の接種を受けた場合> <15歳になってから1回目の接種を受ける場合> |
五種混合ワクチンについて
令和6年4月1日から定期接種となりました。
五種混合ワクチンは、四種混合(ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ)とヒブの混合ワクチンです。
五種混合を受ける場合、四種混合とヒブを受ける必要はありません。
四種混合ワクチンについて
四種混合ワクチンの製造が令和6年12月で終了となりました。令和7年7月頃まではワクチンが流通している見込みではありますが、接種を完了していない場合は、定められた接種期間及び間隔の中で、速やかに接種をしてください。
四種混合ワクチンの切り替えについて
原則として、同一種類のワクチンを必要回数接種することとしております。
四種混合ワクチンの販売終了に伴い、医療機関に在庫がなく接種完了ができない場合は、五種混合ワクチンに切り替えての接種が可能です。
ただし、必要な接種回数を超えてしまう、過剰接種とならないようご注意ください。
麻しん風しん予防接種について
令和6年度に一部地域でワクチン供給不足の状況があったことから、麻しん風しん混合ワクチンの偏在等が生じたことを理由に接種ができなかった方を対象に、接種可能期間が延長となりました。
なお、風しん第5期の対象者については、令和6年度までに抗体検査を実施した結果、風しん抗体が不十分だった方に限ります。
予防接種 | 対象者 | 接種可能期間 |
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麻しん風しん第1期 | 令和4年4月2日~令和5年4月1日生まれ | 令和7年4月1日~令和9年3月31日 |
麻しん風しん第2期 | 平成30年4月2日~平成31年4月1日生まれ | |
風しん第5期 | 昭和37年4月2日~昭和54年4月1日生まれ |
日本脳炎予防接種について
平成7年4月2日から平成19年4月1日生まれの方で、平成17年の積極的な勧奨の差し控えにより、接種を受けられなかった方は、20歳未満であれば、希望すれば日本脳炎の定期予防接種を受けることができます。
子宮頸がん予防接種について
シルガード(9価)について
令和5年4月1日から、定期予防接種となりました。
シルガード(9価)の詳細については、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)をページをご覧ください。
キャッチアップ接種の期間延長について
対象者:平成9年4月2日から平成21年4月1日生まれの女性で、令和4年4月1日~令和7年3月31日のキャッチアップ接種期間中に、一度でも接種をしていて、未完了の方。
接種期間:令和8年3月31日まで
接種回数:キャッチアップ接種期間中に1回受けた方は残りの2回、2回受けた方は残りの1回
費 用:無料
料金
無料
実施医療機関
県内の予防接種実施可能な医療機関で接種してください。
安達管内の医療機関については 令和7年度定期予防接種実施医療機関(安達管内) [PDFファイル/261KB]
その他
※一部の医療機関(福島県医師会に加入していない医療機関)は、償還払いとなり、受ける前に手続きが必要となります。印鑑と振込先口座情報を持参のうえ、保健課(えぽか内)までお越しください。
予防接種情報(厚生労働省のページ)<外部リンク>
接種にあたって
予防接種を受けることができない方
《1》明らかに発熱している方(通常は37度5分を超える場合)
《2》重い急性疾患にかかっている方
《3》当該疾病に係る予防接種の接種液の成分によってアナフィラキシー(通常接種後30分以内に出現する呼吸困難や全身性のじんましんなどを伴う重いアレルギー反応のこと)を起こしたことがある方
《4》その他、かかりつけの医師に予防接種を受けないほうがよいと言われた方
ワクチン接種後の注意
《1》接種後30分間は、ショックやアナフィラキシーが起こることがありますので、医師とすぐ連絡がとれるようにしておきましょう。
《2》接種後に高熱やけいれんなどの異常が出現した場合は、速やかに医師の診察を受けてください。
《3》接種後4週間は体調に注意しましょう。また、接種後、腫れが目立つときや気分が悪くなったときは医師にご相談ください。
《4》接種当日は激しい運動はさけてください。その他はいつも通りの生活で結構です。
県外で予防接種を希望される方
本宮市に住民登録をしているお子様が、県外の医療機関で定期予防接種をご希望の場合、本宮市が発行した「予防接種依頼書」が必要ですので、保健課へお越しください。
依頼書の交付を受けずに接種した場合、接種料金の払戻しが受けられないほか、予防接種が原因で生じた健康被害に関する救済が受けられない場合があります。