令和6年度 （定期接種）高齢者インフルエンザワクチン及び高齢者新型コロナワクチン予防接種のご案内

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスに感染することにより起こる流行性の急性呼吸器疾患です。
通常の風邪とは異なり、高熱、関節痛、筋肉痛などの全身症状とともに、咳、鼻水、頭痛などが見られます。
乳幼児がかかると気管支炎や肺炎などの合併症を起こし重症化しやすく、これらの予防には予防接種が有効であるとされています。
予防接種を受けてから抵抗力がつくまで2週間程度かかり、その後5ヶ月間は十分な効果が持続するとされているため、毎年インフルエンザが流行する前の12月中旬までに接種を受けておくことが必要です。
接種の時期につきましては、かかりつけ医とご相談ください。

新型コロナウイルス感染症とは

新型コロナウイルスによる感染症です。
症状は、発熱やのどの痛み、咳（せき）や痰（たん）、倦怠感、息苦しさといった風邪やインフルエンザに似た症状や、嗅覚・味覚異常、下痢などが現れることがあります。症状が悪化して肺炎になり入院、さらに重症化すると人工呼吸管理が必要となる場合があります。また、り患後症状（後遺症）を訴える方もいます。
新型コロナワクチンは、新型コロナウイルス感染症の重症化を予防することに関して、一定の効果があるとされています。

対象者

以下の方で、インフルエンザワクチン及び新型コロナワクチン予防接種を希望される方

• 満65歳（接種時）以上の方
• 満60歳から64歳で、心臓・腎臓・呼吸器に重い病気があり、身体障害者手帳1級を持っている方（対象の方には個別に通知を差し上げています。）

なお、上記に該当しない方については定期接種の対象外となるため、接種にかかる費用は、全額自己負担となります。

実施期間

令和6年10月1日（火曜日）から令和7年1月31日（金曜日）まで

助成内容

※1　生活保護世帯の方は、接種料金は無料です。
※2　県外の医療機関で接種をする場合は、印鑑を持参のうえ、事前に保健福祉部保健課（えぽか2階）で手続きをしてください。
※3　インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同時接種が可能です。かかりつけ医にご相談ください。

実施方法

実施医療機関に電話予約のうえお受けください。
なお安達管内の実施医療機関は下記に掲載しています。

注意事項

• 必要性や副反応についてよく理解したうえでお受けください。
• 予診票は予防接種による健康被害を防ぐために重要なものです。接種を受ける方が責任を持って記入してください。
• 治療中の病気がある方は主治医に相談のうえ接種してください。

接種を受けられない人

• 明らかに高熱のある方。 一般的に、体温が37.5℃以上を指します。
• 重篤な急性疾患にかかっていることがあきらかな人。急性の病気で薬を飲む必要のあるような人は、その後の病気の変化がわからなくなる可能性もあるので、その日は見合わせるのが原則となっており、医師が接種不適当と判断したときは接種できません。
• ワクチンに含まれる成分によって、アナフィラキシー（じんましん、呼吸困難など）を起こしたことがあることが明らかな人。これら以外でも医師が接種不適当と判断したときは接種できません。

予防接種の副反応

※接種を受けた後30分間は急な副反応が起こることがありますので、医療機関にとどまり様子を観察してください。また、副反応の多くは24時間以内に出現しますので、この間は特に体調に注意してください。
※副反応の症状が現れたときは、医師の診察を受けてください。

◎副反応

接種部位の発赤・腫脹・疼痛、全身症状として発熱・悪寒・頭痛・倦怠感を認める事がありますが、通常、2から3日以内に消失します。
また、まれに接種直後から数日中に、発疹・じんましん・紅斑・掻痒が現れることがあります。

◎重大な副反応

まれにショック・アナフィラキシー様症状（じんましん、呼吸困難、血管浮腫等）が現れることがあり、そのほとんどが接種後30分以内に現れます。
その他、ギランバレー症候群、けいれん、急性散在性脳脊髄炎（Adem）、肝機能障がい、黄疸、喘息発作が現れるなどの報告があります。

実施医療機関

令和6年度高齢者インフルエンザ予防接種実施医療機関（安達管内）※令和6年9月27日更新 [PDFファイル／172KB]
令和6年度高齢者新型コロナワクチン予防接種実施医療機関（安達管内） [PDFファイル／142KB]